なぜ予算策定は素早い意思決定やイノベーションを殺すか

May 25, 2019
雑学

記事要約

事業計画や予算計画の作成作業は、本当の意味で機動的な組織を作る上で、しばしば最後かつ最大の障害物になる。ほとんどの大規模な組織で行われている予算策定というものは、極めて面倒かつ費用や時間・労力がかかり、結局は無駄な作業だ。なぜなら予算策定は、作業のための作業 (gaming-the-system) だらけだからだ。予算策定の作業は、不要な支出を予算に含めるモチベーションを高め、会社全体利益のためではなく部署や個人の要望に沿う結果を生み出してしまう。また、予算策定は、数値の説明責任を曖昧にしてしまい、社員のやる気を削ぐ。非効率で意味のない作業であるだけでなく、そもそも架空の数値遊びであり、根本的に結果は運任せになってしまっている。

実はこれらは昔から指摘されていることだ。実際、2003年には Jeremy Hope と Robin Fraser の 2 名が同じ批評をハーバード・ビジネス・レビュー誌にて執筆している。それにもかかわらず、伝統的な予算策定作業は大企業の中にも未だしっかりと定着したままだ。それらの大企業の中には、アジャイル的な考え方を実行に移している企業もある。なぜだ?主な理由の一つは、予算策定作業は会社内の官僚的体質と連動しているという点だ。

Budget & The Interlocking Matrix

原文要約

The budget often constitutes one of the last—and largest—stumbling blocks to creating a truly Agile organization. Budgeting as practiced in most large organizations today is cumbersome, expensive, time-consuming and wasteful. It often cripples innovation. It is riddled with gaming-the-system. It encourages unnecessary spending and fosters sub-optimal targets. It hides accountability. It is demoralizing to the participants, inefficient, ineffective, built on fictions, and fundamentally at odds with the dynamic of business agility.

None of this is new. Way back in 2003, Jeremy Hope and Robin Fraser wrote as much in Harvard Business Review. Yet traditional budgeting remains entrenched in big organizations, even those implementing Agile. Why? A key reason is that budgeting interlocks with other aspects of the internal bureaucracy.

元記事

Why Budgeting Kills Agile And Innovation

https://www.forbes.com/sites/stevedenning/2019/04/28/why-budgeting-cripples-agile-and-innovation/amp/

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